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Center for Research on Contemporary Economic Systems

cces@econ.hit-u.ac.jp

現代経済システム研究センターについてAbout

概要

 現代経済システム研究センター(Center for Research on Contemporary Economic Systems (CCES))は、「現代経済リサーチ・ネットワーク・プログラム(2000年度〜2007年度)、および21世紀COEプログラム「現代経済システムの規範的評価と社会的選択」(2003年度〜2007年度)における研究活動と研究成果を継承し、さらに発展させるために、2008年2月に設立されました。そして、経済学研究科と経済研究所における2つの21世紀COEプログラムを継承したグローバルCOEプログラム「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」(2008年度〜2012年度)においても、その研究教育拠点の一翼を担いました。2013年度からは、築き上げてきた研究教育拠点の継承・発展の任務を負っています。      
 本センターは以下の事項を目的としています。
1.経済システム研究に関わる経済学の諸分野を高い水準でカバーし、多様なアプローチによって現代経済システムを複眼的・相補的に研究する。
2.21世紀COEプログラム、およびグローバルCOEプログラムにおいて形成された国際的な研究ネットワークをさらに強化し、国際的な共同研究プロジェクトを推進する。
3.21世紀COEプログラム、およびグローバルCOEプログラムといったような一橋大学経済学研究科が担う研究教育プログラムを長期的に連結する「環」として、研究活動と研究成果の不断の継承を果たす。    
 本センターの活動は、以下の事業を中心としています。
1.各学問分野における国内外の研究者を招聘してコンファレンスやセミナーを開催する。
2.各学問分野のフロンティアで活躍する国内外の研究者を招聘して講義シリーズを開催する。
3.センターメンバー等を海外に派遣し、国際的な共同研究プロジェクトを推進する。
4.ディスカッション・ペーパー・シリーズ(CCES Discussion Paper Series)を刊行する。


センター長メッセージ

CEO

一橋大学経済学研究科は、2000年度以来、研究科全体がバックアップする数々の大型研究プロジェクトを推進してきました。研究教育拠点の形成を目的とするこれらの事業を通じて、本研究科は21世紀の経済学研究をリードし、その研究成果を着実に教育に還元してきました。わが国の大学院における研究・教育活動として、これまで本研究科の推進してきた大型プロジェクトは高い評価を得てきたといえるでしょう。
 
現代経済システム研究センター(CCES)は、これまでの研究プログラムが蓄積してきた研究教育拠点としての成果と機能を継承・発展させることを目的として、2008年2月に設立されました。本センターは、グローバルCOEプログラム「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」(2008年度〜2012年度)においても、研究教育拠点の一翼を担ってきました。グローバルCOEプログラムが終了した2013年度以降も、CCESは、経済学研究科の研究教育プログラムを連結する「環」として、これまでに培ってきた研究・教育拠点としての機能をさらに強化し、国際的なネットワークを広げていく役割を担っています。その一環として、数々の国際コンファレンスや講義シリーズを開催し、国際共同研究を活発に展開しております。その成果の一端であるディスカッション・ペーパー・シリーズは、国内外から注目される存在となっています。

2020年度は新型コロナ感染症の影響で、国際共同研究は試練の時を迎えました。そんな時でもCCESは、オンラインの技術がもたらす新しい国際共同研究のあり方を先頭に立って模索し、海外研究者とのつながりの維持・拡充に貢献してきました。

近年の日本の大学の研究活動は、個人でなく機関単位で重点化される傾向が強まっており、ひとつの大学あるいは研究科が一体となって推進する研究教育プログラムをいかに実りあるものにするかが重要な課題となっています。CCESは、そのような拠点の典型的好例と自負しています。この場を借りて、これまでに本センターに御支援を頂いた全ての方々に心より感謝申し上げるとともに、今後とも関係各位のますますのお力添えを切にお願い申し上げる次第です。
 
センター長(経済学研究科長)  塩路 悦朗

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